着物の処分に困った！そんなときは着物買取してもらおう！

箪笥の肥やしになっている着物…ありませんか？
人によって理由は様々だと思いますが、着物ってなかなか処分しにくいですよね。

祖母や母から譲り受けた着物、自分が若い頃に集めた着物…人によっては「気付いたら50枚以上も持っていた」なーんてことも（というか私のことですが汗）。

これらの着物たち、そのまま眠らせておくのはもったいない！！
タンスの肥やしといえどもゴミではありません。価値がつく可能性があるのです！

着物は専門店で買取してもらえる

実は、私も一気に着物を処分した経験があります。一時期、断舎利がブームになりましたよね（今もでしょうか）？私は、まんまとその波に乗せられたクチです（笑）。

もう何年も、「処分しなきゃ」「どこかに売りに行かなきゃ」と思いつつ、実行には移せていなかった着物の処分。だって、すっごく面倒くさいんですもの。

私の場合、50枚近く着物を持っていましたが、まずお気に入りの着物と処分すべき着物の選定作業が面倒くさい。大量にある着物を目の前にしては「…いつかやろう」と見ない振りを続けていました。

ですが、世に断舎利ブームが到来。ついに私も観念して、重～い腰をあげることになったのです。

着物の買取方法は3つある

そのときに利用したのが「着物買取の専門店」です。買取方法には主に以下の3つの方法があります。


①は分かりやすいですね。着物の買取をしてくれるお店へ直接自分が出向き、その場で査定してもらう方法です。

②は、着物買取をしてくれる業者へ着物を自分で郵送して査定してもらう方法です。専門店に連絡を取り、指定の段ボールを送ってもらい、その段ボールの中に査定してもらいたい着物を詰めて送ります。

③は、買取専門店のスタッフに直接自宅へ来てもらい、その場で着物を査定してもらう方法です。訪問型の買取方法ですね。

買取方法は訪問型がおすすめ

私が利用した方法は③の「出張（訪問）買取」です。理由は、この方法が一番楽そうだったからです。

①は私にとっては論外でした。50枚も持って店舗になんていけません。着物って結構な重量がありますからね。

②は微妙。①よりは楽でしょうが、着物を詰める作業や、売る着物の選定作業が必要になってきます。しかも、査定してもらって「やっぱり売りたくない！」となったときに返送してもらうことになり、2度手間になりそうなので却下。

ということで、自分の負担が少ない③の「出張（訪問）買取」を選びました。これなら、たとえ訪問してくれる日までに売りたい着物の選定作業が完了していなかったとしても、とりあえず着物を広げてみて「あ、これは売りたい、こっちは売りたくない」というその場の判断が可能になりますから。

つまり、最低「家にさえいれば」買取をしてもらえます。家で待っているだけで、買取業者さんが来て査定までしてくれるとは、とってもありがたい！

私のように、楽して着物を一気に処分したい人にとっては、かなり優良なサービスです。

着物ってどんなものでも買取してくれるの？

着物の処分に困ったら着物買取専門店で買取依頼すると良いこと、その中でも訪問型の「出張買取」がとくにおススメだということをご紹介しました。ですが、こんな疑問をもった人もいるのではないでしょうか？


実際に買取を体験した私が、その疑問にお答えします！

着物の価値なんて分からない！

「母は着物好きだったけど私はあんまり…」という方、意外に多いんじゃないでしょうか？普段着物に触れない人からしたら、着物の生地が何なのかでさえも分からないですよね。

高ーい着物で、きちんと証紙(着物の鑑定書のようなもの)があれば別ですが、普通の着物ではそういったものはまずありません。洋服とも違って、素材が表示されたタグもないですしね。

そんな着物初心者さんこそ、「着物買取専門店」を利用してください！

近所にある質屋やリサイクルショップは着物専門の買取業者ではありません。価値が分からずに、高価な着物をかなり安く買い叩かれるなんてことも有り得ます。

その点、着物買取専門店なら経験豊富な専属のスタッフが査定してくれるので安心です。

安い着物は買取不可？

「安価なポリエステルの着物も売りたいけど、買取は絶対無理？」

これは着物の種類などが判別できる、ある程度着物への知識をもった着物中級者さんの疑問でしょうか。

じつは、私はこの層に属しています。学生の頃に着物にハマリ、そのときに安いポリエステルの着物を大量に集めたのですが、着なくなった着物が多くなってきて処分に困っていたんです。

実際に買取依頼をするとき、「売れるのは安い着物しかない…。大丈夫かな、本当に査定依頼していいのかな…。でも捨てるのはもったいないし…」と、こんな安物を買取依頼していいものか、かなり不安に感じていました。

結論からいうと、買取ってもらえます！もちろん高額ではありません。

私の場合は、ポリエステルの着物まとめて20枚ほどで約1500円といったところでした。

また、あまりに傷んでいたり、明らかにカビていたりする着物は、買取が不可の場合もあります。ですが、たいていの着物は買取可能です。

着物専門店の便利なところは、査定額がつかなかった着物でも無料で買取してくれる点です。このまま家にあるのではただのゴミになってしまう、という人はぜひ利用をご検討ください。

捨てる手間も省ける上、もしかしたら意外な高額買取になることも！

買取された着物のその後

買取された着物は、その後主に2通りの道を辿ります。


1. まとめて山売りされるは、私が売ったような安価な着物のケースです。古着屋さん等へまとめて卸売りされます。

2. きれいに直して、売りに出されるは、有名作家や有名産地の高価な着物に多いケースです。加賀友禅や大島紬などですね。

あまりに損傷が激しい着物はハギレ等にされてしまうでしょうが、多くの着物はそのまま再利用されることになります。自分では活用できなかった着物が、誰かの手に渡って、以前のようにまた着てもらえるようになる…素敵ですよね。

ネットオークションの利用はどうか？

場合によっては、買取業者より高額で落札される可能性もありますが…。私はあまりおススメしません。

着物のシミやキズ、汚れ等をしっかりと自分で確認しなくてはならないのが面倒ですし、もし汚れを見落としたまま売って、それを落札者に咎められたらトラブルの元になるからです。

また、大量の着物がある場合、全てをオークションに出すのも一苦労ですしね。

「楽して(なるべく高額に)着物を買取してほしい」という方は、ネットオークションより買取を依頼したほうが確実です。

まとめ

着物買取を知らない方向けに、着物買取経験者の私が買取方法の基本とおススメポイントを語らせていただきました。
おススメポイントはこちら。


実際に出張買取を利用するまで、着物の買取は敷居が高いと思って敬遠していたのですが、全くそんなことはありませんでした。
むしろその逆で、かなりお手軽に利用できてしまって拍子抜けしたくらいです。

とくに出張買取はとっても簡単に着物を買取ってもらえるので、着物の処分に困っている方や着物を売ってみたいな～という方はぜひ利用してみてください。

そして箪笥の肥やしになっている着物を、また以前のように復活させてあげましょう！


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